iPhoneには、緊急時に救急や警察、海上保安庁に通報できる「緊急SOS」という機能があります。
普通なら110番するには、画面ロックを解除して電話を立ち上げてから110をコールしますが、この機能を使えば、画面ロックを解除しなくてもコールすることができます。
ケガや病気などでロックが解除出来ない時でも、これなら使えるかもしれません。
緊急SOSの使い方
緊急SOSは、iPhoneの右横にある電源ボタンを5回連続して押すことで起動します。
いざという時の為に、一度練習しておきましょう。
電源ボタンを5回連続で素早く押すと、下のような画面が出ます。
緊急SOSというボタンがあるので、スライドさせて次の画面へ。
この画面から警察110番、海上保安庁118番、消防・救急119番にコールできます。
この画面を出すだけならコールされませんので、一度テストしてみて下さい。
例えば、急病などで被害者の方が意識不明になっている時、その方のiPhoneを使って通報することもできます。
その際に、メディカルIDをチェックすると、年齢や体重が(登録されていれば)表示されるので、それを救急隊員に伝えることで、より迅速な救護活動ができるようになります。
自動通報にする
電源ボタンを5回連続押しだけで、緊急電話に通報できることもできます。
設定 > 緊急SOSから、自動通報をONにします。
カウントダウンで音を出すは、そのままにしておきましょう。
これで、電源ボタン5回押しで緊急電話できるようになりました。
間違えて押した場合のために、3秒間のカウントダウンが行われます。間違えた時は、それまでにキャンセルすれば通報されません。